こんにちは。学生じゃない24歳です。
もうそろそろ若さだけを武器にできる時期が終わるのですが、まともに身につけた武器がないので失っていくばかりです。
非凡な才能はないけど普通に生きていく能力もないってのはなかなか厳しいですね。
半額になってたからミンチタイプの大豆ミートを買いました。お湯で戻して使うらしいですよ。
大豆ミートに関しては色々言いたいことがあるのですが、長くなるので最後に書くことにします。
ザルにダバーして準備完了らしい。3分で戻せるから案外手軽ですね。
ビジュアル的にどう見ても鶏そぼろなのでそのようにしていきます。エリスリトールとめんつゆで味付け。
できた。普通に美味しいけど肉かと言うとそんなことはない。
普通に大豆だなーって味がします。高野豆腐とかそう言う感じの味。
これはこれでうまいんだから肉の代用品として扱う必要ないんじゃないかと思いますね。僕は結構好きですよ。
こっから大豆ミートイケてるみたいな風潮に対する批判的なやつなのですが、自分的には言うほどイケてるか?って感じなんですよね。
環境云々殺戮云々の主義主張は置いといて、ヘルシー(この場合は低カロリーの意)目的で押し出されてるのが解せないんですよ。
と、いうのも肉の何分の一の脂質とカロリー!とか言って売り出してるけど、比較対象が大概脂のある牛肉とかになってるんですね。
でも大豆ミートって用途的にも食味的にも代用してるのは明らかに皮なし胸じゃないですか?なら皮なし胸と比較しないとフェアじゃないと思うんです。
今回使った大豆ミートは乾燥状態50gのカロリーが162kcalで、PFCが25gの1.3gの8.5gです。
対して皮なし胸は150gで162kcalのPFCが33gの2.2gの0です。
乾物と生肉だから比較しづらいけど、同じカロリー摂取する場合は、皮なし胸の方が高タンパクで低カロリーで低糖質ってことになります。脂質だけは大豆ミートのが少ないけど僅かな差ですよ。
ついでに言うとタンパク質の品質とされるアミノ酸スコアも胸の圧勝です。これいうほどすごい食材か?
当然ながらPFC以外の栄養素は全然違うから差別化はできてるし、アミノ酸スコアは食事の組み合わせでカバーできる部分です。大豆ミートは食物繊維が豊富という利点もありますね。
ただやっぱり低カロリー低脂質低糖質を押し出されるのはなーんか違うなーって思うわけです。
まあ結局食事ってのは組み合わせなので、各自過不足してるものに合わせて組み替えればそれが一番優秀な食品になるんですけどね。
僕の場合はオートミールとサプリメントで食物繊維やらビタミンやら補ってるし、効率よくタンパク質を取りたいから大豆ミートより胸肉のが噛み合ってるわけだ。
要するにフェアじゃないカロリー比較をやめて、大豆特有の栄養素とかその辺のアドバンテージをプッシュするべきだと思うんです。イソフラボンとかなんかそういうのあるじゃん。
そしてそう言う謎の比較に惑わされずに、何が優れていて何が劣っているかを一度冷静に考える習慣をちゃんと身につけないといけない。これは自分に対する戒めです。
おわり。異論はたくさん受け付けます。