愛知静岡
人間は空間と労力を喰らいます。
僕は体験が好きなので3時間ほどバイクを走らせて静岡までさわやかのハンバーグを食べに行きました。
Google先生に従って国道23号線をひたすら走ったわけですが100キロオーバーはつらく休憩を要します
バイパス的なところはなかなかコンビニが見つからないまま何十キロと走ります
道の駅はあったけど油断してると通り過ぎるしそもそも入ったらどう元の道に復帰すんだよ的なあれこれでうまく立ち寄れず
道路の上に轢き潰された鳥がいたから南無阿弥陀仏と唱えました
結局走って走って壁のない道路に出てようやくコンビニへ
ここはどこでしょう
見えてる観覧車はラグーナ蒲郡のやつらしいです
蒲郡苛ってガマゴリラから名前とってるんですかね？
しっかり休憩したかったので缶コーヒーを買って高らかにイートインコーナー使いますと宣言
手のかじかみが取れるまで休憩したのち再出発
70キロ以上走って初めて左折の指示をされて入った道は明らかな生活道路
他県ナンバーのバイクは悪目立ちしてしまう
グーグルマップはゼンリンと縁が切れてから劣化したとよく聞きますがわりと前から細い道に通されてた記憶ある
走って走ってここから静岡県って看板見てウヒョーって思ったらめちゃくちゃうんこの匂いがして気持ちになった
でもそのあとのトンネル抜けたらめちゃくちゃでっかく海が見えてテンションブチ上がった
海が割と身近な生活をしてたはずなんだけどトンネル抜けて急に景色が変わるのは何回見ても興奮する
ここに来る途中も何回か海が見えて盛り上がってたけど今日1綺麗でアガる見え方だった
静岡の海いい
バイク止めて写真撮りたかったけど海が出てきたの反対車線なので帰りに撮ることに
そんなこんなでウネウネしてたらさわやか着
何店か忘れたけど一番愛知との県境に近い店です。カンガルーのかかとくらいの位置
開店20〜30分前には着く予定だったけど途中休憩したのが響いたか時は11時5分ごろ
休憩は10分くらいのはずだったのだが
入店すると既に案内待ちの客たちがいた
謎の機械を店員が操作して15分ほどお待ちくださいと番号札を渡される
この手の順番待ち番号札ってセルフサービスで発券するのが多いイメージだったから親切だなーって思った
しかもネットで全店の待ち時間が見れるらしい
僕は完全に観光だから1時間でも2時間でも待つつもりだったけど生活でさわやか行く現地民にはたまらんサービスだろう
注文は当然ゲンコツハンバーグ250g
ソースが2種類あって50円で追加できるとのことだったから両方くれっつったらハーフアンドハーフなら値段そのままでソース両方つけられるとのこと
ソースだくで食いたい人向けの課金要素であったか
先行して到着したスープを一口飲むが野菜嫌いには辛い味
給食のスープを思い出させる野菜の出汁が効いた感じの優しい味
僕は苦手だけど美味しいんだろうなあって伝わる
火の鳥ハンバーグ編
到着するや否や店員さんが真っ二つに割ってくれてぎゅうぎゅう押し付けてソースぶっかけてくれた
ソースと肉がこげるいい匂いが広がって暴力だなーって思った
矢も盾もたまらず齧り付くとこれが流石にうますぎてちょっと引いた
今まで食ったハンバーグで一番肉だなーって感じた
しっかり固くてナイフとフォークで切り分ける感じが最高に好み
というか柔らかいハンバーグ好きくなくて箸で切れるのはパワー不足にさえ感じる
某チェーンのハンバーグで似たようなのがあるけどこっちのが美味しいと思う
空間と労力を食べている可能性は否定できないが肉を練った食感と肉自体の食感がダブルできて旨味で溢れてる
中はちょっとレアっぽくて切り分けてから鉄板に押し付けるといい感じになる
正直これ肉がうますぎて米なんかつけずにハンバーグ2個頼んだ方がよかったんじゃってなったけどやっぱり米と一緒に食うのうまいわ
後半鉄板の熱が落ち着いてくるとレアっぽいまま食べることになるけど弾力とねっとり感が同時に来るのもなかなかの体験
ハンバーグのレアってダメなんじゃなかったっけ？とか思ったけどうまいからいいやってなる
つけ合わせの芋とか食うかーって思ったら鉄板熱すぎてちょっと焦げてた
付け合わせは最初にライスの皿に移した方が良さそう
肉の体験を薄めないために最初に食うのはなしです
余談だけどハンバーグとかこってりで全然さわやかじゃねえ！って思ってたけど元々コーヒーショップさわやかだったのが炭焼きハンバーグさわやかになったんですね
でも肉も赤身中心で脂よりも肉の旨味とかみごたえがガツンと来る感じだからハンバーグカテゴリならさわやか名乗っていいと思う
ひたすらギコギコギュムギュムやってたらあっという間に食べ終わってしまった
この手のやつにありがちな空の皿写してごちそうさまでしたがないのはブロッコリー 食べられずに残したのが恥ずかしいからです
会計済ませて店を出たあたりで12時ちょっと前
まだまだ時間あるしどっか行こうかなーって思ったけど目的は果たしたから奥に踏み込む気が起きず速攻引き返して寄り道することに
行きの道で気になってたけど反対車線だった海
止められそうなところに適当に止めて無理やり登って写真撮ったけどちょっと行ったところにちゃんとした階段と駐車スペースあった
人間がたくさんいて犬の散歩したり海見てたりしてて人生の正解だなーって思った
再び自宅に向けて進む
道の駅の看板を見て今度こそはと侵入した
お土産だけ買うつもりだったけどやっぱりその場で食べる系の何か体験したいと思ってソフトクリーム
最近この手のヒダがなくて丸くて太いソフトクリーム多いけどチョコ味を絶対出せないデメリットがあると思う
チョコ味別に好きじゃないしなくてもいいんだけどさ
すごいミルク感で看板にいろいろ書くだけあるなーって思った
口溶けよくてすいすい口に入るのにしっかりと濃さを感じられる
コーンがやけに香ばしくてうまくていいアクセントだなーって思ったけど巻いてある紙見たら普通に業務スーパーとかに置いてあるメーカーのやつだった
なぜか楕円形だし底も太すぎず細すぎずで見たことない形だったけど特注だったりするのかな
関係ないけど髪の毛切るのダルくて放置しまくってたら前髪が暴れてソフトクリーム食うときにべちゃべちゃになったからそろそろ切らないといけない
これはお土産に買った様々な物質です
全体見る前にワッフル2種類3個ずつ手に取っちゃったけど他にもいいもの山ほどあって後悔した
カフェオレベースは包みが洒落乙すぎて反射的に手に取った
ベーコンはなんか凄そうな賞とったやつ
ローストポークは人気ナンバーワンらしいです
他にもいろいろ買いたかったけどちっこいリュックしかないのでバイクで持ち帰れる量には制限があり無力を噛み締めて再び帰路へ
行きで見かけた轢かれた鳥がカラスにつつかれてて命って受け継がれていくんだなーって思った
本当はもう一軒道の駅あって入りたかったけどうっかり通り過ぎたからそのまま帰宅
行きには通らなかった峠道に案内されて友達と一緒にスカイライン走ったこと思い出した
すごいヘアピンカーブの連続でアップヒルだのダウンヒルだのワインディングだのなんかそんな感じで走り屋が好きそうだなーって感じ
そのままウネウネ走って3時半くらいに家着いたからかなりあっさり終わらせちゃったなーって感じ
バイクを遠くへ走らせるとだんだんと自分と違う地名のナンバーが増えて家に戻ろうとすればするほど同じ地名のナンバーが増えるの当たり前だけど深いなって思った
行きの時にバイパスの仕組み謎すぎてちょっとしたホラーだったから何がなんでも暗くなる前に帰りたかったのはあるけど流石にチキりすぎた疑惑
メガドンキ寄って変なもの買えばよかった
帰ったらドムドムの甘辛チキンバーガーがあったのでお土産のカフェオレと一緒に食べました
よかったですね
