こんにちは。もうすぐ誕生日なので誕生日の話をしようと思ったけどやめます。プレゼントだけくれ。
自分への誕生日プレゼントに高級包丁を買いました。青鋼2号の霞の柳刃包丁で刃渡りは27センチ。お値段は31000円でございます。
無職のくせにいいもの買ってんなってツッコミは無しでお願いします。余裕ってのは切り売りするものなんですよ。
様々な観点からご家庭で使うにはオーバースペックで、おそらく板前さんが使ってても恥ずかしくないような物だと思う。なのに素人の俺が買ってしまったのだ。
とはいえ素人は安物で十分ってのは絶対間違いで、取り回しに問題がないのなら素人こそいいものを使うべきだと僕は思ってます。
弘法筆を選ばずって言うんだから弘法ではない一般ゴミピどもはバンバン選びまくればいいんです。安いの選ぶ理由なんて財布と三日坊主になるリスクのケアだけですよ。
やるぞ!!!!!!!!!
と、思ったけどちょっと凍ってるから後回しにしてサーモンから行こう。専用の包丁以外で凍ったものを切ってはいけません。
切ってる感覚が一切ありません。現場からは以上です。
引くだけでストンとまな板に包丁が落ちる感覚がある。勝手に沈み込んでいくんですよ。
これ指巻き込んだら切り傷じゃなくて削ぎ傷?になりますね。今切ってるなーみたいなのを感じる前に切り終わるんだもん。未知の感覚すぎる。
刃渡りいっぱい使って引き切るのが柳刃の特徴というが、ここまでよく切れるならもうちょい短くても余裕だろって感じ。これはサクが小さいのもありそうだけどね。
カツオも半凍りどころか六分凍りくらいだったけど、普通にスパスパ切れた。とはいえちょっと引ききれない感じがあったから、ちゃんと溶かすのは必須だなって感じ。溶けてたら確実に一撃でしたね。
一応普段の包丁でも試してみたけど、別に問題なく切れるは切れます。切れるけど引くだけで落ちる感覚とまではいかないですね。
ぶっちゃけ今使ってる万能包丁だった相当いいやつだから、根本的なスペックの差はあまりないのかもしれない。ないが、やはり刺身を引くことに関しては圧倒的に有利だと思います。少なくとも場の雰囲気は本物になる。
ウルトラ包丁はトマトとかクッソ薄くスライスしてアピールする文明があるらしいのですが、りんごしかないのでりんごでアピールします。
透き通るほどのペラペラには全然なってないですね。あのスライスは包丁の切れ味も必要だけど、同じくらい使用者の技量が必要ですね。僕程度の赤ちゃんでは凄さを何も伝えられない。
ところで何をやらかしたのか、買った日の晩に眺めてたらもう刃こぼれしてました。しかも割とでかい。
原因はわからんけど絶対に俺のせいです。とてもつらい。
リンゴ切ったのがダメだったんですかね?何回かトンってなったしそのときにやられた可能性。
青鋼は最上級の素材なんだろうけど、やはり素人が扱うには荷が重かったってことでしょうか?取り回しに問題がないなら素人こそいいもの使えって言っといて取り回しの問題で即死してるのウケるな。
とはいえ、あくまで趣味用の包丁なんだの包丁がちゃんとあるならロマンを求めてもいいと思う。
それはそれとして身の丈の問題は実在するという痛烈なわかりを与えられてしまったのだが…。
しかし買った翌日に研ぎ直しお願いするのダサすぎるな。というか打ってくれた職人さんに申し訳なさすぎて顔出しづらい。
普通にぶん殴られても文句言えないくらい無礼なやらかしですよこんなの。
他の包丁もいつか買いたいと思ってたけど、こんなことやらかすやつにはもう何も売ってもらえないかもしれませんね。
おわり。