家庭料理としての握り寿司
こんにちは。寿司ですね。
僕は寿司を嗜んでおり、将太の寿司は何回も読んだし江戸前の旬もKindle Unlimitedで読める分は全部読んだ。
そんなわけで修行期間0分で握り寿司に挑みました。結論から言うと割といけるので暇な人はやってみてください。
いきなりですが準備完了なのでにぎっていきます。細かいプロセスは後で出てくるからまあ見てろって。
シャリの色がすごいのは赤酢を使ってるからで、決して醤油をぶちまけたわけではないです。
正真正銘人生初の握り寿司です。ちょっと説明読んだらいきなりこんなのできるって案外簡単なもんなのでは?
ちなみにこのブログは撮影文章校正全部僕一人なので握っている写真は撮れません。残念ですね。
どんどんやれる。なんの問題もなく進んでいきますね。
つまみ食いしながら1合分のシャリを握り尽くしました。案外数が握れるからネタはあまりがちですね。
形状全然問題ない。ちゃんと握ってるからシャリと米が合体してるし紛れもなく握り寿司だ。
もちろんガチのプロの世界のやつと比べたら寿司の形と味をした何かでしかないと思うが、回転寿司とかと同じくらいの雰囲気にはなってると思う。
技術は置いといてネタとシャリにどんだけでも拘れるから寧ろかましてくる店に迫る部分の方が強そうだ。
当たり前だけど酢飯と刺身があれば形は違っても美味いからね。
うめーからもう一回やります。今度はシャリに昆布入れて炊いてみた。カッコつけたいお年頃なので。
水分量は重量比で1対1で、150gずつ入れてあります。計量カップは目視に過ぎないから絶対ズレるし測りを使いましょう。アレならズレても一蓮托生で全部ズレるからセーフになるはず。
浸水なしで早炊きモードでこんな感じ。とにかく硬めのバキバキに炊いて酢を吸わせたい的な。
とはいえ流石にスパルタンすぎた気がする。まあいいや。
寿司酢は赤酢30gに砂糖かラカント15gに塩1gです。砂糖は混ぜれば溶けるってのは都市伝説なので気になる人はあっためて溶かせばいいと思う。どうせ米にぶちまけたら溶けるのに気にする必要あるのかは謎。
なんか寿司酢は炊飯釜にぶちまけて混ぜるといいらしいですよ。釜の耐久が不安になるから混ぜたら速攻で洗おう。
味見していい感じならいいと思います。
木桶なんかないのでラップにぶちまけてさまします。人肌以下までしっかり冷めないと握る時に全開でくっつくからここはしっかりと。
冷めたらまあなんか掴みやすい形に整えてもろて。
さてネタの準備です。出来るだけサイズ感が欲しいとのことなので刺身ではなくサクから頑張ることにします。
サクも包丁も斜めにして頑張ってサイズを稼いでいきます。これは包丁が切れないと圧倒的に不利になると思う。よく切れる包丁を持っててよかった。
できました。皿に乗ってるのが予選通過でまな板のが予選落ちです。やはりサクから切り出すとそういうことになってしまう。これがスシローの切り落とし軍艦になるんですね。
じゃ、やるから
やるねえ。
右手でシャリ玉を作って左手にネタを持ってワサビ塗りつけてシャリ玉乗っけて押しつぶしてひっくり返してネタ越しにシャリを整形する感じで握るとこんな感じになります。これはもうやってみると思ったよりも簡単で笑っちゃうから、海鮮丼食うついでに一回試して欲しい。
手酢とかだるい工程は強いビニール手袋を使えば全部シカトできます。シャリの具合にも左右されるけどビニ手マジでくっつかなくて快適。
なお今回はカッコつけて昆布入れたから粘りが出てややくっついた。
かっこいいでしょう?絶対途中でつまみ食いするから1合から何貫握れるかわかんねえや。俺程度の素人だとシャリ玉の重さも安定しないから毎回一定の数を握ることは不可能だけどね。
握りたてはシャリの裏側に指の関節の凸凹が浮かぶけど、さらに乗っけとくとそういうのも無くなって綺麗な寿司になる。
やっぱり米がちょっとスパルタン過ぎたので次はもうちょい柔らかくしたいですね。ちょっと芯を感じるから流石にやり過ぎたなって。
とはいえ、ある程度のパサパサ感というかパラパラ感がないと寿司酢を吸わないし、粘りが出て握る難易度が上がるからなんとも難しい。
これは水分量変えなくても浸水をちゃんとするか早炊きをやめるとかで対応できると思います。いろいろ試してベストなラインを見つけたいですね。
予選落ち組は握った人の特権で独占することができます。よかったですね。
おわり