はやく人間になりたい

飯とオタクの話です

お参りなしの伊勢の旅 食い道楽編

こんにちは。

久しぶりというか2回目の旅でございます。

もともとこのブログ作った理由の一つに、前回の静岡さわやかソロツーリングの記録を残したいってのがあったんですが、それ以降どっこも行かなくてただの飯ブログになってしまってたんですよね。

あの直後にダイエットブームが到来して、1年くらい割と節制した生活してたから旅行どころじゃなかったんですよ。だってせっかく出かけたのにコンビニでサラダチキンと塩おにぎりってのはあんまりじゃん?あと本格的にコロ時代に突入したのもある。

まあその甲斐あって50キロくらい痩せて今でもキープできてるからいいんですけどね。体質変わったのか明らかに太りにくくなったし、最近は割と好きに食べてます。

そんなわけでひさしぶりにソロツーリング食い倒れ旅と洒落込んでまいりました。

 

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今回の目的地は伊勢です。お参りなんかは興味ないので、ひたすら美味いものを食うだけの旅。

地理的には県内なんですが、三重は細長いから距離的には京都とか静岡行くのと変わんないくらい遠いんですよ。だから僕は三重県民ではなく名古屋県民を自称している。

 

これは行く途中で入ったコンビニから撮った写真。伊勢まではまだ20キロくらいある。

まーじであたり一面田んぼでなんもないんですよ。田舎住みを自称してますが、ちょっと離れたところ行くとより田舎でビビる。田舎に底はない。


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第一にして最大の目的地のコクリコルージュです。テレビで見てからずーっと行きたかった伊勢の有名なパン屋さん。詳しくはググってください。おしゃれすぎてこれが本当に三重の店なのか?ってなると思います。

朝6時という驚異的な早朝から営業してるので、遠方からの場合は基本開店凸は無理でしょう。

でも店内は目を回すほどの種類のパンがあるのに、どれも数が沢山あって裏にもストックされてるみたいだったから焦らなくても売り切れの心配はなさそうです。土日の場合は知らん。

 

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家族へのお土産を買いつつイートインで持ち帰るのがキツそうなクリーム系のパンをいただく。

飲み物は紅茶みたいな色してるけどコーヒーです。アイスコーヒー頼んだのに間違えられちゃったかな?とか思って飲んだらめっちゃコーヒーの味がして混乱した。

どうでもいいけど僕は注文間違えられてもセットの飲み物程度なら気にしないタイプです。

 

フルーツサンドがめっちゃめちゃうまいんですよ。

表面にもフルーツのっけられててサンドイッチ伯爵の発明を台無しにしてるのが素晴らしい。カードゲームやりながら食えることよりも限界まで具を載せて美味しくする方が大事だ。

フルーツ美味いしクリームも謎にうまい。フルーツサンドは生クリームの質で相当左右されると思ってる。

そしてパンがもちもちしてるんですよ。クリームとフルーツの柔らかな食感のアクセントになるというか、噛むことによって味が広がるというかなんかそんな雰囲気でクッソうまい。すごい。

 

名前忘れたけど謎の球体はクロワッサン生地にあんこと生クリームとダマンドクリーム?が入ってる。

サクサクのクロワッサン生地からあんことクリーム飛び出すの本当に幸せの味。脳の危ない部分がガンガン刺激される。10個食わせてくれ。


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お土産に買ったパンオショコラは2個入りだったから、これも1個だけ食べちゃう。

あまりにも層が綺麗で慌てて写真撮っちゃった。ここのクロワッサンは本当にうまいし、謎のカラフル生地が乗っかってて見た目がオシャレなんですよ。インスタグラマーは今すぐ買いに行け。


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次いつ来れるかわからんし、もっと食っておかないと絶対後悔するので禁断のイートインおかわりです。なぜおかわりの方が量が多いんですか?

 

イチジクのフルサンうまい。イチジク初めて食べたけど食感がいいすね。フルーツサンドって食感に乏しいところあるからイチジクはすごい適してるのかもしれない。ここのはパンがもちもちで乏しくないけど。

 

栗のパイもうまい。生地に対して栗の量が多いからすごいリッチな味。ここのパイ系の生地強すぎて何してもうまいだろこれ。

 

クロワッサンは紅茶味のやつです。中に紅茶とクリームチーズのクリームが入ってる。

紅茶の風味がふわっと来るのとクリームチーズの甘酸っぱさがたまらん。何度でもいうがクロワッサンとかのパイ系生地マジでレベル高い。

 

メロンパンも外カリ中フワで美味い。安易にクリームとかに頼らずに普通のメロンパンを極限までレベルアップさせた感じですね。スタンダード部門における頂点を見た気がする。

 

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食い散らかした写真で申し訳ないが、家族へのお土産に買ったやつの一部です。熱烈なリクエストによりクロワッサン中心にお持ち帰り。

カラフルなクロワッサンはめちゃくちゃ種類が豊富なんですよ。一個一個中身のクリームが違ってて、ただ見た目が綺麗にだけじゃないのがすごい。

こんだけかいこんでも全種は抑えられてないですからね。軽率に行ける距離ではないが何回も行く必要があるのは間違い無いでしょう。


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当然ながらパンだけ食って帰るようななまっちょろい真似はしない。次なる目的地はケーキ屋さんのフランフランです。

これも持ち帰るのは厳しいので自分の分だけ買って速攻で食いました。家族には適当に焼き菓子でも買っときゃええ!

 

一番人気だというモンブランは納得の美味しさ。土台にサクサクのメレンゲ的な生地が使われてるのが個人的にポイント高い。最近そういうタイプのモンブラン多いけどもっとスタンダードになっていってほしいですね。

 

白い方のケーキは超バニラというもので、バニラを全面に押し出したケーキです。

珍しいのかはわからんけど、少なくとも俺はバニラにフォーカスしたケーキは初めて見た。

流石に言うだけあってバニラの圧倒的な香気にやられる。贅沢なケーキですよこれは。

見た目は白で統一されてるのですが、内部にはベリー的なソースが仕込まれていて酸味がアクセントになってる。甘ったるくなりすぎないように工夫されてるのにプロの仕事を感じた。

 

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さらに梯子スイーツは続き、3軒目はサボワのタルト。

やっぱり旬なうちに食っとかないとねって事でいちごをチョイス。甘酸っぱくてフレッシュでたまんねえ~。

タルト台が硬すぎなくてフォークでスッと切れるし、いちごやクリームと一緒に口の中で消えていく感じがいいですね。

ここでは一個しか食わなかったけど他のタルトも食っとくべきだったな…。やっぱり一個に絞ると後悔が発生するんだ。


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4軒目はドゥースドフランスアトリエのシュークリーム2種。サブレシューと名前忘れたけどパイのシュークリームです。


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サブレシューはザクザクとして甘い生地にトロトロ系のクリームがたっぷりでうまい。

シュークリームは生地がクッキーorパイ、カスタードがトロトロorねっとりで大別できると思ってます。あとはオプションで生クリームが入るか否か。

この場合はクッキーでトロトロの組み合わせですね。俺はどの組み合わせも大好きだぜ。


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パイのやつはサクサクのパイ生地にトロトロのクリームがたっぷり。バイクの前に突っ立って食べたらシートがパイのクズだらけになって笑った。たぶん今もシート下に残存している。

これはパイシューという概念の完成系の一つだと思う。パイシューっていうほどパイか?って疑問だったけど、これはパイ生地そのまんまだから文句のつけようがない。


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食べ、もとい旅は続き、人は巡礼の時を迎える。

伊勢神宮のありがたみを毛ほども理解してない非国民、もとい非県民なので、うんまいもん食うことしか考えてません。食おうとしたら流れ着いただけなのだ。

 

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しかしまあ五十鈴川は綺麗だと思う。でっかいし水量が圧倒的だ。これ五十鈴川で合ってるよね?


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うっすらと波打っていて、こうしてみると赤福の模様は五十鈴川の清流を模しているというのがわかりやすいですね。


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そして川のほとりで徐にカヌレを食い始める。5軒目に立ち寄ったアペティサンで購入しました。

決して大きな店ではないし、うっかりしてると通り過ぎるような外観だが味は最高です。僕は一回通り過ぎて慌てて引き返した。

外カリッカリで中はモチっとジュワッとしててたまらん。カヌレって本当に美味しいですよね。


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さらにフランボワジェもいただく。バタークリームとフランボワーズの取り合わせが素晴らしい。

なんかこう綺麗な層になっててスココココーンと歯が入る感じが気持ちいい。これは本来フォークで味わう感触でしょうな。


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おかげ横丁(正確には違うらしいが知らん)のスタバは伊勢神宮仕様でなんかかっちょいいんですよ。いいんだけどここまで来てスタバするかっていうと俺的にはいやー?って感じ。でもカップ持ってる人割といたし需要はあるんでしょうな。


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百五銀行もかっけえ。これは確実にお世話になるでしょう。


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6軒目は芋ぴっぴの1mm紫芋モンブランだかなんだかいうやつ。

注文すると目の前で絞り出してくれるんですよ。たぶんみんなこれ動画撮ってインスタあげるんだろうな。僕は動画撮ってません。

極細で口溶けのいい芋が強烈にうまい。アイスとの相性も抜群。

底には焼き芋のスライスが敷いてあってそれもまたうまい。一個で色々楽しめるのは嬉しいですねえ。


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7軒目は店の名前忘れたけど豆乳ソフトクリームです。

豆腐のお店だけあって豆乳感が濃い!豆腐要素めっちゃしっかり来る。

これは豆乳苦手な人が舐めてかかると死ぬ奴ですね。僕は豆乳も豆腐も大好きだからクッソうまいと思います。


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そしておかげ横丁を離れてラストの8軒目は丸(ウァン)の豚まん。

これはママ上からのお使いで、お土産を買いがてら僕はその場で一個パクつきました。

生地がモッチモチでなんだこれすごい。餡ももちろんうまいのだがとにかくまあ生地がすごい。今まで食べた肉まんの生地で一番好きだぞこれ。

 

帰ってからあんまんの方も食べたのですが、そっちもまあ〜うまい。あんこのクオリティが異様に高いし、モチモチの生地との相性も抜群。しかも栗がまるごと一個入ってて豪華だ。

他のやつも食べたいとかじゃなくて、シンプルに同じものを食べたいが再訪したい気持ちにさせてくる。近くに欲しいタイプの店だこれは…。


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大量にお土産を買うから積載量が限界を越えました。パンの袋をリュックの外側にくくりつけ、別件で購入したサンドイッチはシート下の隠されたフックにくくりつけてある。

リュック内部はもちろんパンパンです。

袋ちぎれて落っこちないから不安でしたが、どうってことなく帰宅できて一安心です。この積載方は覚えておこう。

ところでシート下のフックは右側にもあるのですが、そっちに袋垂らすと熱々になったマフラーのそばに置かれて悪いことが起こる予感がします。検証なんかしたくないので大人しく左側だけを活用しましょう。


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最後に赤福五十鈴川の清流の比較をどうぞ。

この赤福は通販と伊勢の店舗限定らしい。伊勢以外でも買えたらごめん。

白いのはもちろん白餡なんですが、黒い方は普通の赤福と違って黒糖味なんですよ。力強い味がしてうまいですよ。

 

おわり