ルウを使わない牛ホホカレー、豆腐ヨーグルトレアチーズ他
こんばんは。
クッキングパパを全巻買ったので増設した本棚の空きが一瞬で無くなりました。増設してはなくなってを繰り返していて部屋のスペース的な限界が近い。電子ならこんなことにはならないけど未だに切り替えられていません。
牛のホホやらカシラやらツラミやらなんかしらが1キロあります。1000円だったのでグラム単価100円です。牛肉としては驚異的に安いが相場は分かりません。
でかいのが2個入りですね
断面はこんな。割とごつい筋があって切るのもちょっと大変
とはいえ焼肉でも出てくる部位らしいのでまずは焼いて食べましょうか
このタレ高いけどうまいんですよ。原材料見ても変なもん入ってないし、なんでこんな材料でこんなうまくなんの?って感じ。贅沢したいときにたまに買います
ところでこれをもみ込んで焼いたやつを食べたのですが写真が何故かありません。そんな日もある。
味としてはいいんだけどやっぱり筋が強いですね。薄切りにしてたからギリギリ食えるけど積極的に食いたいかというといやー?って感じ。焼肉用のは筋取ってあったりすんのかな?
そんなわけで8時間くらい低温調理したやつをステーキにして食べてみた。
これは筋の部分も柔らかくなっていい感じ。肉の食感も旨味もあるし焼いて食べるならこれだと思う。とはいえ焼いて食べるならもっと適した部位があるし煮込みの方がよさそう。
と、言うわけで煮込みもやっていきましょう。赤ワイン煮とかビーフシチューとか考えだけどだるいんでカレーにします
角刈りにして適当に焼き目つける
圧力鍋に放り込んでしっかりと柔らかくなるまで煮る。たしか臭み消しとかなんか考えてカレー粉もちょっと入れてるはず。
野菜ペーストも仕込みましょう。炒め玉ねぎとレンチンしたニンジンとバナナをペーストにしてあります。フルーツ枠は適宜家にあるそれっぽいもんを使え。
低温調理機に本気出させて95度でなるたけ長時間。24時間とかやったっていい
肉の方が煮えたら冷やして油を除去します。味のノリも良くなるし臭みが落ち着くしヘルシーになるし的な?後、気分でローリエも突っ込んだ。
そうこうしてるうちに野菜ペーストも黒くなってきたので引き上げましょう。本当はもっと黒くなるし、もっと黒くしたいが物事には限界がある。
合流
普通にここにカレールーぶち込めば美味しいカレーになるんですが、作ってた日は寒すぎて買い出しどころではなかったので急遽ルウ不使用の方向にシフト。
とりあえずカレー粉炒めて香りを出そうって魂胆だけど、けっこうな勢いで色が変わってきて怖くなったから炒めるの一瞬でやめた。
そんでこれを肉を煮てたスープにぶち込むわけですが当然それだけではカレー味にならない。コンソメ入れて創味上湯入れても求めるカレー味にならなくて発狂寸前だったがケチャップとウスターソース入れたら突然完成してしまった。ウスターソースが加わることでのカレー度凄まじくて、酸味とか甘味とかいろんな要素が一気に求める欧風カレーに持っていってくれた。
仕上げに刻んだ餅突っ込んでとろみを出そうとしてる様子。小麦粉よりダマになるリスク小さくて餅の消費にもなるから相当クレバー。
全然溶けねえなあってなっても一晩とか放置しとくとマシになるからおすすめです。
最終的に大量のキノコがぶち込まれて完成です。カレーにはキノコを入れたい派なので。
市販のルウで作るよりはちょっと黄色っぽいかな?味は市販のルウと大体同じでうまいです。なんの分量も測らずに適当にやったから二度と再現できない味になった。
肉の具合がかなりよくて、焼きだと硬かった筋がねっとりとろりとして最高の食感。ホホ肉が煮込まれがちな理由がわかる。
ところで、このカレーを作っていく過程で、創味上湯やコンソメを溶いたスープにカレー粉をぶち込むのは味の成分的に欧風カレーとは違うけど、スープカレーとして考えると相当手軽に美味しいものになると言う知見が得られました。また今度調整したのちお披露目します。
ギリシャヨーグルトなりなんなりと豆腐をミキサーでぶん回す様子です。
どろどろだ。砂糖的なものも忘れず入れよう。
溶かしたゼラチン1パケを合流させて冷蔵庫で冷やしましたらレアチーズっぽい物の完成。
ちょっと豆腐味が気になるかもしれないけどかなりうまいです。これは味の薄い豆腐を使うなり味の濃いヨーグルトを使うなり両方するなりでマシになる。
ヨーグルトだけのムースはやったことあるけど、それよりもだいぶクリームっぽい味で豆腐とヨーグルトでできてるとは思えない。豆腐入るだけでこんな味になるってことは豆腐はほとんど生クリームと言える。
紅玉です。ジャム作ります。
りんごの皮を剥くのが苦手な人はピーラーを使いましょう。もしくは皮ついたまんま4つか8つに割って桂むき的な動きで剥けばいい。僕はロスを減らしたいのでピーラーでやります。
ざっくり割って芯を除去
角切りした
砂糖好きなだけ入れる。今回はりんご1個に対して大さじ2ってとこですね。もっと減らしてもいいし増やしてもいい。全ては僕らの手の中。
ざっと砂糖絡めてしばし放置。特に対策しなくてもそんなに変色しないけど気になる人はレモン汁とかまぶすといいらしい。紅玉は単品でいい味だから余計な物出したくないので今回は不採用。
ほっとくとすげー水出るからこれがなくなるくらいまで弱火でコトコト煮たら完成。大体の果物はこのやり方でジャムにできるからじゃんじゃんやれ。
いい色ですね。紅玉は加熱しても味がしっかりしてるのでジャムにすると強烈にうまい。
ヨーグルトにぶち込むなりパンにのっけるなりして食いまくりましょう。シナモンをドサドサかけてもいいですね。
美味しんぼでは栗子が生で齧って酸っぱーい!とかほざいてたが僕は生で食うのも大好きです。
小さくて程よいサイズだし酸味も甘味もハッキリしててリンゴとしてかなり上位の味。なんでこれがメジャーに出回ってないのかがわかりません。
これは最初っからシナモン入りバージョン
こっちもクッソうまい
おわり